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各国の化学品分類とJIS規格の比較

日本における化学品の分類は日本工業規格JIS Z 7252に規定されています。この規格は、国連により2011年に発行された「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)改訂4版」に基づいて作成されました。このGHS分類及び表示法の各国システムへの取り入れ方はそれぞれの国の裁量に任されており、日本の化学物質分類は国連のシステムとは数か所で異なっています。

日本の化学品の分類の基盤になっている国連GHSは、国際的に整合性をもって化学物質の危険有害性や取扱い上の注意事項等を伝えることを目的として、国連が提案したシステムです。国連GHSは2003年に第1版がリリースされて以降、2年ごとに改訂され、最新版は2015年版(改訂第6版)です。改訂第6版においては、化学物質の特性を58区分(サブカテゴリを含む、以下同)の物理的有害性、54区分の健康に対する有害性、8区分の環境に対する有害性に分類し、それに基づいて表示するシステムが提唱されています。この勧告に示された危険有害性区分については、"Building block approach" (選択可能方式)によって、各国はそれぞれの国のシステムにどの部分を取り入れるか自由に選択することができます。そのため、化学品の分類法は国ごとに若干の相違がみられます。

本サイトでは、日本のJIS規格と各国の化学物質分類との比較表を掲載しましたのでご確認ください。

各国の化学品分類とJIS規格の比較表 (PDF:183KB)

参考資料(原典)

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